体操 ダイナミックで美しい!人間離れした大技に注目

— 競技ガイド —

体操

7月25日(土)~30日(木) 8月2日(日)~4日(火)
有明体操競技場

アクロバティックな演技で観客を魅了する体操。男子は「跳馬・ゆか・平行棒・鉄棒・つり輪・あん馬」の6種目、女子は「跳馬・ゆか・段違い平行棒・平均台」の4種目で、個人戦と団体戦が行われる。採点は複数の審判が技の難度や構成、出来栄えを評価し、得点には上限がない。選手は指先やつま先まで神経を行き届かせ、高速回転に複数のひねりを加えたダイナミックで美しい完璧な演技を目指す。しかし、どんな大技でも姿勢が乱れたり、着地が1歩動いたりしただけで減点となるため、演技構成も非常に重要になる。体操では、国際大会で初めて新しい技に成功すると選手の名前が付けられるのも特徴で、前回のリオ大会では白井健三選手による「シライ2」などが生まれた。東京大会でも新技の誕生に期待!

【団体の見どころ】体操王国を決める戦い!

・体操王国決定戦!
・重圧のなかチームワークで栄冠を目指す

国の威信をかけて競う団体は、さながら「体操王国決定戦」だ。各国選りすぐりの4人がエントリーし、合計得点で争う団体でメダルを取りたいという選手も多く、体操に関わる選手にとっては重要な種目。予選では4人全員が演技して、各種目の上位3人の得点を合計。決勝では3人が演技をしてすべての得点を合計する。個人戦ではミスをしてもその影響は自分だけのものだが、団体戦では1人の失敗がチームの順位に大きく影響するため、個々の選手が受ける重圧は計り知れない。見どころは、そうしたプレッシャーに打ち勝ちながら、最高の演技を披露する選手の姿。普段はライバル関係の選手が力を合わせて、チームワークで栄冠を目指す。

【個人総合の見どころ】体操オールラウンダーは誰だ?

・体操オールラウンダーの戦い
・最後まで誰が勝つか分からない

男子は6種目、女子は4種目のすべてを1人の選手が演技して、合計得点を競うのが個人総合。体操選手としてすべての能力を備えたオールラウンダー同士の戦いで、勝者は体操王者・女王と称えられる。多くの選手が憧れて目標とする種目ではあるが、全種目を高いレベルで演技するのは極めて難しい。鉄棒は、ふだん私たちが目にするものとはまったく別物で、2メートル80センチもの高さ。平均台の幅はわずか10センチしかない。しかし練習を積み重ねてきた選手たちは難度の高い離れ業や宙返りを事もなげに演じる。すべての種目で大きなミスがなく、加えて武器となる得意種目を持つことが勝利の必須条件だ。出場する選手はグループに分けられ、ローテーションで種目を演じていくため、最初がどの種目になるのかは、グループによって異なる。得意な種目で勝負をした選手が一気に得点を伸ばして順位を上げるなど、最後の種目が終わるまで誰が勝つか分からない面白さがある。

【種目別の見どころ】スペシャリストが見せる超難度技

・スペシャリストたちの戦い
・世界で数人しかできない大技も!

種目別は特定の種目に特化して磨きをかけてきたスペシャリストたちの戦いだ。鉄棒で男子唯一のI難度「ミヤチ」や、2019年に認定されたばかりの跳馬の新技「ヨネクラ」、女子のゆか、H難度「シリバス」など、世界でも数人しかできないと言われる大技や、審判も判定を誤る高速回転など、体操の凄さを感じる技が次々と飛び出す。たとえば跳馬では、器具から手が離れてから着地するまでの時間はわずか1秒。そのほんの一瞬で、選手は縦回転やひねりを行っているのだ。また、自分の名前がついた技がある選手が登場すると会場は盛り上がるが、他の選手も同じ技で挑むことがあり、本家と挑戦者のハイレベルな戦いとなって小さなミスも命取り、わずかな差で決着がついてしまう。「この種目は誰にも負けない」という選手のプライドをかけた演技が見どころだ。

【マメ知識】跳馬とゆかは男女共通

男女合わせて14種目が行われる体操。このうち、男女に共通する種目は団体と総合、種目別ではゆかと跳馬だが、女子のゆかは音楽に合わせて行われ、演技時間も男子の70秒以内に対し、女子は90秒以内となっている。

【種目・開催日程】

7月25日(土)~30日(木) 8月2日(日)~4日(火)
有明体操競技場

男子団体/女子団体
男子個人総合/女子個人総合
男子種目別 ゆか/女子種目別 ゆか
男子種目別 あん馬
男子種目別 つり輪
男子種目別 跳馬/女子種目別 跳馬
男子種目別 平行棒
男子種目別 鉄棒
女子種目別 段違い平行棒
女子種目別 平均台