野球 ソフトボール 1球ごとに息をのむ対決!攻守の綿密な戦略が勝利のカギ

— 競技ガイド —

野球・ソフトボール

7月21日(水)~7月22日(木)、7月24日(土)~8月5日(木)、8月7日(土)

国内のプロ野球やメジャーリーグなど、日本でも人気の高い野球。しかしオリンピックでは、世界的な普及度がやや低いことを理由に正式競技から一時、除外されたが、東京大会で復活し2008年の北京大会以来の開催となる。プロ野球選手からなる日本のドリームチーム、通称「侍ジャパン」の活躍にも期待したい。ソフトボールは、球場のサイズが野球よりもコンパクトに設定されており、試合はクロスプレーの連続。7イニング制で、スピーディーでスリリングなゲームが展開される。オリンピックの開幕前にオープニングラウンドがあり、ほかの競技に先駆けて白熱した戦いが始まる。

うなる剛速球!強豪6チームの頂点に立つのは? “野球”

これまでの大会では8チームが出場していたが、東京オリンピックの出場チームはわずか6と非常に狭き門で、2000年のシドニー大会からプロの参加が可能となっていることから、ハイレベルな戦いになることは必至。ピッチャーから放たれる150キロ超の剛速球にも注目。

野球の見どころ 投手と打者の一騎打ち!

・0.4秒でバッターに到達する速球
・強肩捕手の2塁への送球はわずか2秒!

投手と打者の対戦に手に汗握る野球。たとえば150キロの速球が打者に到達するまでの時間は、わずか0.4秒!投手はこうしたスピードボールに変幻自在の変化球を織り交ぜて、打者に向かっていく。一方、打者が超人的なスイングでボールを打ち返すときの打球音はすさまじく、打球の速度が150キロを超えることも。ボールを見事に捉え、美しい放物線を描くホームランは100メートル以上の飛距離で野球の華だ。そのほか、バントやヒットエンドランなど、さまざまな作戦で得点を狙う攻撃側に対して、守備側も負けてはいない。盗塁を阻止するための捕手から2塁への送球はなんと2秒以内!攻守の綿密な戦略に加え、豪快なパワーヒッターや、盗塁を成功させる俊足ランナーなど、選手の個性に注目して観戦するのも面白い。

マメ知識 侍ジャパン

2000年のシドニー大会から、プロの参加が可能となった野球。日本代表チーム、通称「侍ジャパン」もメンバー全員がプロ選手からなるドリームチームで、メダル獲得を狙う。

【種目・開催日程】

7月28日(水)~8月5日(木)、8月7日(土)
福島県営あづま球場、横浜スタジアム

豪快な投球フォームで打者をねじ伏せる! “ソフトボール”

野球から派生して生まれたソフトボールは、細かなルールの違いが競技の魅力を引き出している。会場はプロ野球も開催される福島県営あづま球場と横浜スタジアム。ソフトボールは、球場のサイズが野球よりもコンパクトに設定されており、ホームベースから外野フェンスまでの距離は、女子では60.96メートル以上と、野球より30メートルも短い。7イニング制で、スピーディーでスリリングなゲームが展開される。オリンピックの開幕前にオープニングラウンドがあり、ほかの競技に先駆けて白熱した戦いが始まる。

ソフトボールの見どころ 時速120キロ!体感速度は170キロ!?

・時速120キロの速球!体感速度は170キロ!?
・魔球ライズボールと秘技スラップ打法の対決!

ソフトボールの特徴のひとつが、大きくて重たいボール。野球の硬式球は外周22.9〜23.5センチ、重さ141.7〜148.8グラムであるのに対し、ソフトボールは外周30.2~30.8センチ、重さ177.5~198.8グラムで、大きさ・重さともに野球を上回る。しかし、そんなボールでも、トップクラスの投手が投じる速球は時速120キロ以上。野球に比べて投手と捕手の距離が約5メートルも近いため、打者の体感速度は野球の時速170キロ程度に匹敵するという。しかもソフトボール特有のライズボールという、打者の手元で浮き上がる変化球を操る投手もおり、1球も見逃せない勝負が続く。ソフトボールの投球は下手投げだが、その独特なフォームはウインドミル投法と呼ばれ、その名の通り風車(ウインドミル)のように腕を豪快に回転させて打者を圧倒する。一方で、足の速い左打者にはスラップ打法という武器がある。1塁までの距離が短いソフトボールならではの技で、打者は走り出す体勢でショートにゴロを打ち、快足を飛ばして内野安打を狙うのだ。打者が一塁ベースに到達するスピードと、守備が素早く処理して送球する間一髪の勝負は思わず息をのむ。

マメ知識 7イニング制

ソフトボールと野球はピッチャーの投げ方やグラウンドの広さ、用具、イニング数などが異なる。野球のボールは外周22.9〜23.5センチ、重さ141.7〜148.8グラムであるのに対し、ソフトボールは外周30.2~30.8センチ、重さ177.5~198.8グラムで、ソフトボールのほうが大きく、重い。バットも木製ではなく、カーボンや金属製の短いものを使用する。グローブは野球より少し大きく、バットは細いものが使われることが多い。また、野球は1試合9イニングだが、ソフトボールは7イニング。

【種目・開催日程】

7月21日(水)~7月22日(木)、7月24日(土)~7月27日(火)
福島県営あづま球場、横浜スタジアム