馬術 人と馬の信頼関係が生み出す大ジャンプと華麗なステップ!

— 競技ガイド —

馬術

7月25(土)~7月26日(日)、7月28日(火)~7月29日(水)、7月31日(金)〜8月5日(水)、8月7日(金)~8日(土)
馬事公苑 海の森クロスカントリーコース

動物を扱うオリンピック競技で、美しい馬たちが華麗なダンスを披露したり、ダイナミックにジャンプしたりする姿は優雅そのもの。すべての種目で男女の区別なく同じ条件で実施され、選手と馬が対等のパートナーとして試合に臨む馬術は、競技者を「選手」と呼ばずに「人馬」と呼ぶ。馬術観戦の最大の魅力は、“人馬一体”の洗練された演技を前に、「馬のこんな動きを初めて見た!」という驚きにあるだろう。こうした動きを可能にするのは、長年のトレーニングが築き上げてきた固い信頼関係の証し。会場は1964年の東京オリンピックでも使用された馬事公苑と、新設の海の森クロスカントリーコース。世界中から集まる、愛情たっぷりにお手入れされた美しいアスリート馬に注目だ。

【総合馬術の見どころ】馬と選手のトライアスロン

・選手と馬が力を合わせて挑むトライアスロン
・障害コースを馬がワイルドに走り抜ける!

総合馬術は選手と馬が力を合わせて挑むトライアスロンだ。競技は馬場馬術、障害馬術に加えてクロスカントリーを同じ人馬のコンビが3日間かけて行い、合計減点の少なさを競う。見どころは2日目に行われるクロスカントリー。6キロ近くあるコースの途中には竹柵や丸太、水濠や池などといった40か所以上の障害物があり、時速30キロ以上にもなる速さでワイルドに走り抜ける馬の姿は壮観だ。繊細なステップからタフな持久走まで、傾向の異なる3種目を3日間で行うので、人馬ともにテクニック、持久力と精神力を試される。

【馬場馬術の見どころ】リズムにあわせて馬がダンス

・選手と馬が演じる社交ダンス!
・馬が自分で自由に演技している!?

馬場馬術は20メートル×60メートルの長方形のアリーナ内で行われ、動きの美しさや正確さを競う規定演技と、必須要素を音楽にあわせて組み合わせる自由演技がある。これらの演技では、馬が斜めに歩いたり脚を高く上げてステップしたり、通常は見せないような動きを選手の指示で披露する。驚くのは、馬がまるで自分で自由に動いているように見えること。選手は見た目には分からないように、手足と体重移動で馬に指示を与えているのだ。馬が楽しそうにステップする姿は、まるで選手と馬が演じる社交ダンスのよう。また、馬場馬術には服装規定があり、燕尾服(えんびふく)やシャツ、ハット(防護帽)、白のタイなどの着用が義務付けられている。馬も首筋の筋肉が美しく見えるようにたてがみを整え、人馬が優雅でオシャレに参加するのが馬場馬術だ。順位は複数の審判員が運動項目や演技全体について採点し、その結果で決定する。

【障害馬術の見どころ】高さ160センチの障害を越える大ジャンプ!

・高さ約160センチの障害を越えるジャンプ!
・馬のダイナミックで華麗な空中姿勢

競技アリーナに設置されたさまざまな障害物を、規定時間内に次々と跳び越えるのが障害馬術。障害物の落下や障害物の前で止まったり、障害物を避けたりする「不従順」、規定タイムの超過があった場合に減点となり、減点が少ない人馬が上位となる。一番の見どころは、高さ約160センチの障害物を越える大ジャンプ。馬の意志だけでは跳ぶことができないほどの高さだが、選手が馬のスピード、歩幅、踏切位置を絶妙にコントロールし、人馬の気持ちが一致することで飛び越えることができるという。雄大な馬が見せる飛越は、ダイナミックかつ華麗で空中姿勢が美しい。

【マメ知識】タイは必ず白!

優雅さが漂う独特の雰囲気のなかで行われる馬場馬術。選手は燕尾服(えんびふく)やハット(防護帽)、白いタイやブーツなどの着用が定められている。

【種目・開催日程】

7月25日(土)~7月26日(日)、7月28日(火)~7月29日(水)、7月31日(金)~8月5日(水)、8月7日(金)~8日(土)
馬事公苑、海の森クロスカントリーコース

総合馬術個人
総合馬術団体
馬場馬術個人
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障害馬術個人
障害馬術団体