フェンシング 一瞬の隙を狙う剣の応酬

— 競技ガイド —

フェンシング

7月25日(土)~8月2日(日)
幕張メッセ Bホール

第1回アテネ大会から続くフェンシングは、一瞬の隙を狙う素早い剣の応酬が最大の魅力。個人、団体ともにフルーレ、エペ、サーブルの3つの種目があり、大きな違いは有効面と呼ばれるポイントとなる範囲。選手の動きがあまりに速いため、判定には「電気審判機」という機械が使われ、、試合はピストと呼ばれる幅1.8メートル、長さ14メートルの細長い伝導性パネルの上で行われる。照明が落とされた試合会場で、ライトアップされた2人が剣を激しく交わす姿は幻想的かつ、まばたきもためらうほどの緊張感。幕張メッセを舞台に、最強の剣士を決める闘いが始まる。

【フルーレの見どころ】両腕と頭部を除いた上半身が有効面のフルーレ

・激しい攻守の入れ替わり
・よくしなる剣で背中も狙う

両腕と頭部を除いた上半身が有効面となるフルーレは、激しい攻守の入れ替わりが特徴。試合では、一方的に攻撃していた選手が一転、防戦に回り、再び反撃のチャンスを狙う展開が繰り返される。これは、攻撃をするには「攻撃権(優先権)」が必要というルールのため。攻撃権がないと防戦一方だが、相手の剣を叩いたり、払うなど相手の攻撃を阻止したりすると攻撃権を得られる。こうした目まぐるしく入れ替わる攻防がフルーレの見どころ。使用する剣は軽くてよくしなるため、背中を狙うこともできる。

【エペの見どころ】頭部からつま先、足の裏まで全身が的

・ルールはシンプル!先に突いた方が得点
・多様な試合展開

フェンシングを初めて見る人でもシンプルで分かりやすいのがエペ。フルーレと異なり「攻撃権」は関係なく、どんな体勢でも先に相手を突いた選手の勝ち。さらに有効面も頭部からつま先、足の裏まで全身が的になるため、どこを突いてもいい。ディフェンスに神経を注ぎながらの心理的駆け引きや、つま先などを狙う意外性のある攻撃、間合いを詰めた接近戦など、多様な試合展開がエペの見どころ。0.04秒以内の同時突きの場合はクードゥブルと呼ばれ、両者のポイントとなる。

【サーブルの見どころ】「突き」に加えて、「斬り」も有効

・「突き」と「斬り」の攻撃が有効
・ダイナミックな動き

フルーレやエペの「突き」に加えて、「斬り」の攻撃も有効なのがサーブル。有効面はフルーレが胴体のみなのに対し、サーブルは頭部と両腕を含む上半身すべて。攻撃に「攻撃権」が必要なのはフルーレと同様だが、剣先での突き以外にも、剣が有効面に触れただけで得点になることから、選手の動きはよりダイナミックになり豪快な剣さばきが見られる。

【マメ知識】剣も3種類

フルーレ、エペ、サーブルで使用する剣はそれぞれ形状や重さが異なる。フルーレの剣はガードが小さく、全長110センチ以下で500グラム以下。エペは全長110センチ以下、770グラム以下でいちばん重い剣を扱う。サーブルの剣は手の甲を覆う大きなつばが特徴で、全長105センチ、重さ500グラム以下の少し小さいものを使用する。

【種目・開催日程】

7月25日(土)~8月2日(日)
幕張メッセ Bホール

男子フルーレ個人/女子フルーレ個人
男子エペ個人/女子エペ個人
男子サーブル個人/女子サーブル個人
男子サーブル団体/女子サーブル団体
男子フルーレ団体/女子フルーレ団体
男子エペ団体/女子エペ団体