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ボート

オリンピック ボート

欧米で人気があり、オリンピック競技の中で陸上、水泳に次ぐ多数の選手が出場する。直線2000mのコースでオールを使ってボートを漕ぎ順位を競う。1900年第2回パリ大会から実施、女子は1976年モントリオール大会から。東京大会は男女の種目数が同じ7種目ずつ行われる。漕ぎ手の人数で分けると1人、2人、4人、8人の種目がある。2人以上の種目では息をぴったり合わせたチームワークが重要、どこでスパートをかけるかも見どころ。

代表選考の流れ

世界選手権で上位7位に入れば出場権を獲得します。しかし出場権を獲得したクルーを内定するわけではなく、出場権を獲得した場合は、2020本番ギリギリまで最適なクルー編成を考えて選考を行うとしています。

一方、世界選手権で出場権を獲得できなければ、2020年4月のアジア・オセアニア大陸予選に五輪に出す予定のクルーを出場させ、ここで上位3位に入って出場権を獲得した場合は、そのクルーが代表に内定します。

そこで確定しなければ、2020年5月の世界最終予選で上位2位に入って出場権を獲得したクルーが内定します。

男女シングルスカルあわせて2クルーに開催国枠が割り当てられているため、上記の条件を満たさない場合は、世界最終予選終了後3週間以内に代表決定レースを実施して決めます。

競技ガイド

ボート 漕ぎ手の“ユニフォーミティ”(統一性)が勝利を呼ぶ

ボート競技は男女各7種目で、すべて2000メートルの直線コースで行われる。種目は大きく2つに分けられる。選手がオールを2本持つ「スカル」と、1本だけ持つ「スイープ」で、どちらも進行方向に背を向けて漕ぐ点は同じだ。レースは6艇同時にスタートし、ボートの先端に設置したボールがフィニッシュラインを通過した順位を争う。一見すると、選手たちは上半身で力任せに漕いでいるようだが、実は座席が前後にスライドするようになっていて、膝を曲げた状態から一気に踏ん張って後に下がる動作を繰り返してオールをこいでいる。シングルスカル以外は複数の選手がボートに乗るため、漕ぎ手の動きを一致させること(ユニフォーミティ)が勝利には必須。スタートからゴールまでシンクロして動き続けるオールの動きには誰もが目を見張る。さらに驚くのは、オールから上がる水しぶきの少なさ。水の抵抗を最小限にするため、水面を切るようにオールを水に入れるのだ。会場は臨海部に新設された海の森水上競技場。静かな水面の上をボートが疾走する光景はただただ美しい。