競泳・鈴木孝幸が獲った!日本選手団にとって9年ぶりとなる金メダル獲得

競泳 2021年8月27日
写真:ゴールで力強くガッツポーズをする鈴木選手

鈴木孝幸選手が夏季パラリンピック日本選手団にとって、9年ぶりとなる金メダルを男子100m自由形S4(運動機能)で獲得しました!

そのスタート前から表彰までの様子を写真でご紹介していきます。

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スタート前、入念に準備する鈴木選手

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手を胸にあてるのは、レース前の鈴木選手のルーチンですが、いつもより長かったように感じました。金メダルを狙う強い気持ちとプレッシャーが交錯したようなシーンだったのかもしれません。

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鈴木選手が終盤にトップ選手に追いつくレース展開。

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ゴール後、電光掲示板をじっと見つめて結果を待つ鈴木選手。

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金メダルが分かった瞬間、鈴木選手は、雄叫びをあげました。鈴木選手は普段、感情を積極的に表に出すタイプではないので、よほどうれしかったのだと思います。

写真:金メダルを首にかけ、ガッツポーズの鈴木選手


テレビのインタビューで、鈴木選手はこう語っていました。

この5年間はものすごくいろんなことがあって、チャレンジする時間でもありました。
クラス分けの変更(※)とか、自分ではどうしようもない変更もありましたし、コロナウイルスの感染拡大で1年延期もありました。

自分がコントロール出来ることとできないこと、本当にいろんなことがあったので、何とか自分の中で出来る最大を、ベストをつくしていこうと、今回のレースだけではなく、それまでの5年間をそういう意識で取り組んで来ました。

※鈴木選手は2018年、自由形のクラスがS5から、ひとつ障がいの重いS4に変わりました。


2016年のリオデジャネイロパラリンピック、日本選手団は、まさかの金メダルがゼロ。鈴木選手もメダルに届きませんでした。
リオでの金メダルゼロは、日本選手団含む関係者にとっても、呪いに近いような重圧だったと思います。そんな重圧を跳ねのけて獲得された鈴木選手の金メダルは、これからの日本選手団たちが勢いづくきっかけとなるはずです!

写真家 越智貴雄

写真家 越智貴雄(おち・たかお)

2000年のシドニーパラリンピックから国内外のパラスポーツの撮影取材活動を続けている。2012年、パラ陸上アスリートの競技資金集めの為、セミヌードカレンダーを1万部出版し国内外で話題となる。2013年9月のブエノスアイレスでの2020東京オリンピック・パラリンピック招致最終プレゼンテーションで映し出された「跳躍の写真」が話題になる。2014年、義足を美しくかっこよく履きこなす女性たちを撮影した写真集「切断ヴィーナス」を出版。2017年、寝たきりのお笑い芸人“あそどっぐ”さんの写真集「あそどっぐの寝た集」を出版。取材活動の他にも写真展開催や義足女性によるファッションショーなど、多数開催している。

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