金メダリスト、山口尚秀の振る舞い

競泳 2021年8月30日
写真:平泳ぎをする山口選手

100m平泳ぎ(SB14・知的)決勝で、山口尚秀選手が、1分3秒77で自身の持つ世界記録(1分4秒00)を0秒22更新し世界新記録で金メダルに輝きました!

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スタート前、拳を胸にあてた後、表情が変わりました。その動作はまるで、スイッチのようでした。

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終始、力強い泳ぎを見せてくれました。

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電光掲示板を見つめます。その表示は、WR(世界記録)。

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2位のジェイク・ミシェル選手と、お互いの健闘をたたえあいました。

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競技後、プールサイドに上がり、プールに向かって、深々とおじぎ。山口選手の誠実さの形です。

写真:表彰台の真ん中にいる山口選手

世界新記録を出した多くの選手たちは、喜びを爆発させます。
しかし、山口選手は、世界新記録を出した直後から表彰式に至るまで、驚くほど、全部がすっきりしていた印象です。

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地元愛媛県今治市、松山伊予国分寺にある「握手修行大師」の山口選手(右)


それは、まるでお地蔵さんのようにやわらかい表情とやさしい振る舞いでした。



【関連記事】パラ競泳 山口尚秀が世界に見せた、“おじぎ”と“世界記録”!(2019年9月12日)

写真家 越智貴雄

写真家 越智貴雄(おち・たかお)

2000年のシドニーパラリンピックから国内外のパラスポーツの撮影取材活動を続けている。2012年、パラ陸上アスリートの競技資金集めの為、セミヌードカレンダーを1万部出版し国内外で話題となる。2013年9月のブエノスアイレスでの2020東京オリンピック・パラリンピック招致最終プレゼンテーションで映し出された「跳躍の写真」が話題になる。2014年、義足を美しくかっこよく履きこなす女性たちを撮影した写真集「切断ヴィーナス」を出版。2017年、寝たきりのお笑い芸人“あそどっぐ”さんの写真集「あそどっぐの寝た集」を出版。取材活動の他にも写真展開催や義足女性によるファッションショーなど、多数開催している。

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