僕が選ぶ今年の1枚!

車いすラグビー 2018年12月24日
僕が選ぶ今年の1枚!

本とオーストラリアの決勝戦

2018年で、特に印象に残っているのはこのシーン。
8月にオーストラリア・シドニーで開催された、車いすラグビーの世界選手権の日本とオーストラリアの決勝戦。
日本は、リオデジャネイロパラリンピック金メダルで世界ランキング1位の地元オーストラリアを、62-61の1点差で破り金メダルを獲得した。
序盤からシーソーゲームが続き、一進一退の攻防に身体が熱くなり鼓動が高鳴り続けた。
少しでも集中力が切れた方が“負け”、そんな緊張が長く続く試合だった。
試合終了のブザーが鳴った瞬間に日本選手たちの喜びが一気に爆発した。


撮影していて、一瞬足りとも気が抜けなかった決勝戦の試合の様子も、写真で紹介していきます。

“世界一の車いすラグビープレーヤー”と称されるオーストラリアのライリー・バット(中央)。
フィジカルを活かした強さは圧倒的で、日本のディフェンスを力で振り切っていく。

バット選手のトライを阻止した日本の池透暢と羽賀理之

第1ピリオド終了間際、バット選手(中央)のトライを阻止した日本の池透暢(右)と羽賀理之(左)。
競技中の写真で、特に好きな1枚。

相手のボールを貪欲に奪いにいくチーム池崎大輔と池
相手のボールを貪欲に奪いにいくチーム池崎大輔(右)と池(左から2番目)


終盤にかけて強くなるオーストラリアのタックル
終盤にかけてオーストラリアの強いタックルが激しくなり、羽賀の動きは封じられた。


トライに走る池
ディフェンスする選手の一瞬の隙を逃さず抜け出し、トライに走る池


最優秀選手に輝いた池崎のトライシーン
最優秀選手に輝いた池崎のトライシーン

今大会、最優秀選手に輝いた池崎のトライ。

この世界選手権での優勝で、世界から“追われる立場”となった日本チーム。
その日本チームの試合を、国内で生観戦できるチャンスのひとつは、2019年の10月16日~20日に東京体育館で開催される「ウィルチェアーラグビー ワールドチャレンジ2019」。
日本を含む世界ランキング上位10か国のうち8か国が参加し、予選・決勝リーグの18試合が観戦できる。

そして、2020年には、東京パラリンピックだ!

写真家 越智貴雄

写真家 越智貴雄(おち・たかお)

2000年のシドニーパラリンピックから国内外のパラスポーツの撮影取材活動を続けている。2012年、陸上アスリートの競技資金集めの為、セミヌードカレンダーを1万部出版し国内外で話題となる。2013年9月のブエノスアイレスでの2020東京オリンピック・パラリンピック招致最終プレゼンテーションで映し出された「跳躍の写真」が話題になる。2014年、義足を美しくかっこよく履きこなす女性たちを撮影した写真集「切断ヴィーナス」を出版。2017年、寝たきりのお笑い芸人“あそどっぐ”さんの写真集「あそどっぐの寝た集」を出版。取材活動の他にも写真展開催や義足女性によるファッションショーなど、多数開催している。NHK-BS1「パラ×ドキ」に出演中。

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