「2017ジャパンパラボッチャ競技大会」2017年11月18~19日

ボッチャ 2017年11月19日
大会の様子

「なまらすごい!」
思わず私は声をあげていた。ジャパンパラボッチャ競技大会。世界の強豪たちのプレーに一瞬、取材者であることを忘れ見入ってしまいました。

取材している千葉

これが私の初めての大会の取材。実は私はボッチャ=重度障害者や脳性まひの人がレクリエーションのためのものだと思っていた。自分も脳性まひがあるのに、そう思っていた。そこには、私自身が気づいていなかったボッチャというスポーツへの “偏見”があったのかもしれない。

試合の様子

しかし、会場に足を運び、競技を間近に見ると、その考えは間違っていたことに気付かされた。特に私が興味を抱いたのは、“最重度”のカテゴリーとされるBC3のクラス。このクラスの選手たちは、ボールを持って投げたり、足で蹴ったりすることはできない。そのため、ランプと呼ばれる機具と、競技アシスタントを“駆使”して戦っていた。

“体を動かす”という動作は確かに少ない。しかし、数ミリ単位でランプの角度や長さを調整し、そして、ボールを押し出す力を加減し投げる。その一投一投が見事に狙いすましたところに置かれていく。その難しさは、車いすカーリングをやっていた私には身をもって感じることができた。カーリングも投げるタイミングがすこしでも狂うとストーンを思い通りの場所に投げることはできない。投げる“もの”こそ違うが、頭を使い、体を使うこと同じスポーツだった。

囲み取材の様子

試合が終わり、囲み取材も経験した。気合いを入れて臨んだが、なかなか言葉が口をついて出てこない。質問も考えていたが、周りを気にして言いたいことが言えなかった。車いすは前に行かないと選手や取材者の声を聞くことができない。たとえ、邪魔だと思われても前に出る図々しさが必要だと感じた。

千葉絵里菜(ちば・えりな)(23)

北海道出身 脳性まひ(電動車いす使用)

【趣味・特技】歴史 ファッション 初級障がい者スポーツ指導員
【スポーツ歴】電動車いすサッカー、電動車いすスラローム、車いすカーリング
【抱負】リポーターの仕事を通して、視聴者のみなさんに障害者のことをもっと身近に感じてもらい、人々の意識が少しでも変わるきっかけが作れたらいいなと思います。
若者たちに、障害のあるなしに関係なく、できることはたくさんあると伝えたいです。
常に笑顔で頑張ります。

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