障害者の熱中症~ちばえりな取材記~

2019年8月9日
写真:スタジオの千葉絵里菜

7月29日に梅雨明け宣言をした東京。
毎日暑い日々が続きます。
熱中症にならないように、気を付けて暮らしています。
リポーターの千葉です。

実は、去年の夏。
私は熱中症になってしまいました。
北海道から上京して初めての夏に…。
車移動が多く、そして夏はカラッとしていたので、
東京をなめていました( ;∀;)
取材を続けると、車いすユーザーの私には
色々なところに熱中症になりやすい要因があることがわかりました。


★ちばの熱中症対策★

毎日のルーティンを説明しますと
朝、歩いて職場までくるわけですが、
職場についたら、まず足に大きい保冷剤を置き、
冷却シートを首に張ります。
30分間それで仕事をします。
そしてトイレの時に、
背もたれと座面に冷却スプレーをかける!!

それで終わりです。
皆さんもやってみてくださいね。
意外と健常の方がやっても
熱中症対策になると思います。

実は、熱中症になるリスクは
車いすユーザーだけに多いのではありません。

例えば、知的障害のある人の中には、
「暑い」「のどが渇いた」
など、
自分の状態を訴えることのできない場合があります。

そして、発達障害のある人の中には、
暑さやのどの渇きを感じるのが苦手であったり、
服装にこだわりがあったりして、
気温が高くても厚着をしてしまうこともあります。

写真

日本大学 生産工学部 准教授の三上功生さん “温度のバリアフリー”という表現に、千葉…感銘。


今回のリポートを通して感じたことは当たり前のことかもしれませんが
「知る」
ということです。

私はまさか、
自分が熱中症になるなんて思ってもみませんでした。
なってから知った「苦しさ」「怖さ」。
熱中症にならなければ、「苦しさ」「怖さ」を知らなったと思います。
そして、今も対策もしなかったろうなと考えるとぞっとします。
なんて無知なのだろうと…。

発達障害、知的障害など、
外からわかりにくい障害の熱中症の怖さというのは
「知る」ことでどういうサポートをしたらいいのか。
というのがわかってきます。

最終的にどんな障害であってもなくても
知って声を掛け合う
ことが理想的な社会だと感じました。

千葉絵里菜

千葉絵里菜(ちば・えりな)

1994年11月3日生まれ 北海道出身 脳性まひ(電動車いす使用) 【趣味・特技】ファッション、初級障がい者スポーツ指導員 【スポーツ歴】電動車いすサッカー、電動車いすスラローム、車いすカーリング 【抱負】パラリンピックの目標の一つとして、“共生社会”というものがあります。パラリンピックを機にみんなが一緒に楽しく過ごしていけるということを私自身とっても楽しみです。取材やリポートを通して笑顔で伝えていきます。

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