ゴールボール 全神経を音に集中!巧みな“だまし合い”を制してゴールを狙う

— 競技ガイド —

ゴールボール

8月25日(水)~9月3日(金)
幕張メッセ Cホール

視覚に障がいのある選手がアイシェード(目隠し)を着用し、得点を奪い合うゴールボール。試合は1チーム3人、バレーボールと同じ広さの18メートル×9メートルのコートを使って行われ、所定のエリアからボールを転がして相手ゴールを狙う。試合時間は前後半各12分、ボールはバスケットボールとほぼ同じ大きさだが、重さは約2倍の1.25キロで、なかに鈴が入っているのが特徴だ。選手はボールの鈴の音、選手の足音、チームメイトの掛け声といったさまざまな音を頭の中で映像化してボールの位置を把握する。そのため試合中は、審判が「Quiet please!(お静かに)」とコールしたら声援を送ってはならない。静寂と歓喜のメリハリが魅力だ。

【ゴールボールの見どころ】最高時速70キロ!

・音を使った巧みな駆け引き
・ボールはわずか0.5秒で相手に襲いかかる

視覚以外の感覚を極限まで研ぎ澄ますゴールボールのだいご味は、音を使った駆け引き。投球者以外の選手が動いてフェイントをかけたり、床を叩いて音を出したり、手渡しでパスしてボールの場所を把握できないようにするなど、相手の守備をかく乱する攻撃が見どころ。ほかにも高いバウンドをつけるショットや、投げる際に体を回転させて遠心力で鈴の音を抑え、相手ゴールを狙う「回転投げ」といったスーパーショットもある。反対に音を確認できてもディフェンスが困難なのが高速ショット。男子のトップ選手が投げるボールは時速70キロ、わずか約0.5秒という早さで敵の守備位置に到達する。

【ゴールボールの見どころ】3人でゴールを守る

一方、守備側はボールの音や相手選手の足音、バウンドした位置から瞬時にコースを判断し、体全体を横に投げ出してセーブする。高い反射神経と、50センチ刻みでボール位置を把握するという驚異的な「サーチ力」を武器に、幅9メートル、高さ1.3メートルのゴールを3人で守る。また、一度止めたボールが体を飛び越えた場合には、別の選手がカバーするなどのチームプレーも勝利には不可欠。静寂のなかで行われる高度な“だまし合い”を堪能しよう。

【マメ知識】大きさはバスケットボールとほぼ同じ鈴が2つ!

使用されるボールは、バスケットボールとほぼ同じ大きさだが、中に鈴が2つ入っているのが特徴。基本的にはボールを転がして攻撃するが、攻撃側エリアと、コート中央のニュートラルエリアの両方でバウンドしなければ反則となり、相手チームのペナルティースローとなる。

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