車いすバスケットボール 個を生かしたチームプレーがゴールへとつながる

— 競技ガイド —

車いすバスケットボール

8月25日(水)~9月5日(日)
有明アリーナ 武蔵野の森総合スポーツプラザ

初めて車いすバスケットボールを見る人は、勢いあまって転倒する選手がいるほど激しいプレーとパスワークによる想像以上のスピード感に驚くだろう。ダブルドリブルがない、ボールを持ったまま車輪を3回以上回すとトラベリングになるといった車いすでのプレーに合わせたルールが存在するが、コートの仕様やゴールの高さ、ボールの大きさはバスケットボールと同じ。最大の特徴は「持ち点制」。選手は、障がいが重い順に1.0点から0.5点刻みで4.5点までクラス分けされていて、コート上の5人の持ち点の合計が14.0以下になるようにしなければならないため、チーム編成も重要な戦略になる。

車いすバスケットボールの見どころ 壁となって味方をアシスト

・チームワークが光る「スクリーンプレー」
・卓越したボディバランスでシュートを狙う「ティルティング」

見どころは車いすの「幅」を利用したチームプレー。代表的なものが、味方がボールを持ってゴールに向かうときに、スクリーン(壁)となって相手ディフェンダーの動きを封じる「スクリーンプレー」だ。相手に密着して車いすの方向を変えるのを邪魔し、防御を遅らせれば味方にシュートチャンスが生まれる。重い障がいがある選手も、こうしたプレーを通じて活躍できるシーンがあるのが車いすバスケットボール。一方で、敵のガードを回転性や敏しょう性の高い専用の車いすを巧みに操り、かいくぐるチェアスキルにも注目したい。

片輪を上げてシュート!「ティルティング」

ゴール下の個人プレーでは、車いすの片側だけ車輪を浮かせる「ティルティング」がある。ジャンプができない車いすで、相手より少しでも高さを得るために編み出された華麗な技で、卓越したボディバランスが求められるテクニックだ。

【車いすバスケットボールの点数表】

【車いすバスケットボールの点数表】

マメ知識 壁となって味方を助ける「スクリーンプレー」

チームのために壁(=スクリーン)となって味方の攻撃を助ける「スクリーンプレー」は、急な方向転換や移動が難しい車いすバスケットボールでは非常に重要なプレー。スクリーンプレーを応用して、空いたスペースに移動してパスを受け、シュートを決める「ピック&ロール」なども試合でよく見られる。

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